一橋大学・慶應義塾大学「テーマ自由英作文」例題2題

大学入試英語、特に一橋や慶應を目指す受験生にとって、テーマ自由英作文は重要な課題です。

 

多くの受験生が苦手とするこのセクションは、試験の成績に大きく影響を及ぼします。

 

ここでは、ひとつのテーマ自由英作文の例題を紹介します。

 

大学入試英語で高得点を目指すための方法を明確にします。 
 

これを実践に落とし込んで成績向上を狙いたい方々、いらっしゃいますよね?

 

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 減点されない英作文を書くためには 

 

中学レベルの文法で、書き切ることです。

特に、分詞構文や関係詞等を使わないようにするのです。

また、大文字で始まってピリオドで終わる英文には、SVは2セットまでにします。

例題1:一橋大学予想問題


Read the statement:”People would be happier if they could live forever.”and write a paragraph giving at least two reasons why you agree or disagree with it. Write your answer in English. (approximately 100 words)

 

もし永遠に生きられるなら、人はもっと幸せになれるだろう」という文章を読み、賛成または反対の理由を少なくとも2つ述べて段落を書きなさい。答えは英語で書きなさい。(約100語)

考察

「不老不死」は頻出のテーマです。

一橋は、こうした「よくあるテーマ」をそのままストレートに出してきます。

よってここで取り上げてみました。

 

よくある間違い1

「重篤な病気から生還したときに、日々、感謝できる」

 

これは「客観的な理由」になりませんね。

 

よくある間違い2

「人生が永遠だと、新しいことにチャレンジしなくなる」

 

これを見たとき「?」となりました。

 

なぜなら「逆にいろいろと新しいことにチャレンジしたくなるのでは?」と考えたからです。

 

個人の価値観の相違かも知れませんが、いずれにしても客観性を欠きます。

 

解答例

I disagree with the idea that living forever would make people happier. For one, think about playing your favorite game or eating your favorite food every day. At first, it’s fun or delicious, but over time, it becomes boring. The same would happen with life; if it never ends, the special moments wouldn’t feel as special anymore. Also, if everyone lived forever, we’d run out of space and resources like food and water. Imagine not being able to enjoy nature or having enough to eat because there are too many people. These examples show why living forever might not lead to happiness.

 

永遠に生きることが人を幸せにするという考えには賛成できない。好きなゲームをしたり、好きな食べ物を毎日食べたりすることを考えてみてほしい。最初は楽しかったり美味しかったりするが、時間が経つにつれて飽きてくる。人生も同じで、終わりがなければ、特別な瞬間も特別なものに感じられなくなる。また、もしすべての人が永遠に生き続けるとしたら、スペースや食料や水などの資源がなくなってしまうだろう。人が多すぎて、自然を楽しめなかったり、十分な食事ができなかったりすることを想像してみてほしい。これらの例は、永遠に生きることが幸せにつながらない理由を示している。

例題2:2024年 慶應義塾大学 経済学部

 

Should the Japanese government encourage companies and schools to adopt remote work practices? Why or why not?

日本政府は企業や学校にリモートワークの導入を奨励すべきでしょうか?

その理由は?

 

解答例

Jack Niles said in the 1970s that social nature often keeps workers at their desks. In Japan, a sense of unfairness binds people to the office. Many believe it’s unfair for some to work remotely while others are in the office. But is that true? Even within one company, there are various jobs. Some tasks require being at the office, and others can be done from home or anywhere else. If your job can be done away from the office, you should be encouraged to do so. It benefits colleagues who must work at the office. They face less crowded commutes and have more space, which is better for public health. We should value these benefits over feelings of unfairness. Some may find supervising remote work challenging. Yet, as remote work becomes more common, companies will learn to manage it. Companies might be slow to adapt, so government encouragement is crucial.

 

ジャック・ナイルズは1970年代に、社会性が労働者をデスクに閉じ込めていることが多い、と述べた。日本では、不公平感が人々をオフィスに縛り付けている。オフィスにいる人がいる一方で、リモートで働く人がいるのは不公平だと考える人も多い。しかし、それは本当だろうか?ひとつの会社でも、仕事はさまざまだ。オフィスにいなければならない仕事もあれば、自宅でもどこでもできる仕事もある。オフィスを離れてもできる仕事なら、そうすることを奨励すべきだ。オフィスで働かなければならない同僚にもメリットがある。通勤時の混雑が緩和され、スペースも広くなる。私たちは、不公平感よりもこうしたメリットを重視すべきです。リモートワークの監督に困難を感じる人もいるかもしれない。しかし、リモートワークが一般的になるにつれ、企業はリモートワークを管理する方法を学ぶだろう。企業は適応に遅れるかもしれないので、政府の奨励が重要である。

 

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