タイムマシーンの話
タイムマシーンの話
私は浪人時代、死に物狂いで勉強した。
1日14時間以上、タイマーで測っていて、14時間を超えるまでは寝なかった。
日曜祝日はもちろん、お盆も正月も関係なく、その時間を守って勉強し続けた。
そのおかげで浪人の1年間で極端に成績が伸び、第一志望に合格した。
そうした体験は本当に貴重なものだ。
世の中は努力でなんとでもなる、という自信にもつながった。
実際、自分で会社経営をしていると、今までに何度もピンチに陥ったものだ。
しかし浪人時代の苦労に比べると全く苦にならなかった。
今、私の目の前にドラえもんがいたら、
そして秘密道具を1つ、貸してくれるなら
タイムマシーンを借りて浪人中の自分に会いに行きたい。
そして心の底から御礼を言いたい。
今の自分があるのは間違いなく浪人時代のあなたのおかげである、ありがとう、と。
さて、みなさんはどうだろうか?
今の自分の姿を、将来の自分が見るとどう思うだろうか?
「ありがとう」って言ってもらえるだろうか?
勉強は結局、自分自身のためのものだ。
そしてそれは未来の自分自身のためなのだ。
未来の自分自身から御礼を言ってもらえるような、
そんな日々を過ごして欲しいと、切に願う。