疑問詞とは…
疑問詞
一般的に「疑問詞」と呼ばれている単語がある。
しかし英文法の品詞として「疑問詞」という品詞はない。
実は「疑問詞」は「疑問代名詞」と「疑問副詞」が存在する。
以下、誤解されやすい「疑問詞」について詳説する。
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疑問代名詞
「疑問代名詞」は、以下の3つだ。
which
what
who
これらは「代名詞」だから、その「働き」は、以下の4つである。
「主語」「補語」「他動詞の目的語」「前置詞の目的語」
(だからwhatが副詞になることなど100%あり得ない)
また、「代名詞」であるがゆえに「格変化」がある。
つまり
I my me mine
に相当するものだ。
which which which -
what what what -
who whose whom whose
this
ついでに言うと、thisも代名詞だから、
this this this -
という格変化を起こす。
だから、次の①と②とでは、訳が異なる。
① Wose book is this?
② Wose is this book?
①のときのwhoseは所有格でthisは主格。
②のときのwhoseは所有代名詞でthisは所有格。
だから
①=これは誰の本ですか?
②=この本は誰のものですか?
となる。
疑問副詞
一方「疑問副詞」は、以下の4つである。
when
where
why
how
この中で「従属接続詞」として使用できるものは
whenのみである。
あとはすべて「副詞」として扱われる。
疑問文と間接疑問文と関係詞
「疑問詞」は
「疑問詞」+助動詞+S+V(一般動詞)~~?
という形で「疑問文」を形成する(語順には例外もある)。
また、that節の中の一部を疑問詞とすることで「間接疑問文」というものも作ることが出来る。
さらに「関係代名詞」「関係副詞」としての「形容詞節」を作ることも出来るのだ。
このあたりの文法知識が曖昧な場合、致命傷になりかねない。
文法書もしくは検索を用いて、各自、しっかりと理解して記憶しておくように。
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ひとくちに「疑問詞」と言っても、非常に奥が深い。
しっかりと学習しよう。
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