医学部・慶應義塾大学の入試小論文問題から学ぶこと

医学部や東大といった難関大学の合格を目指す皆さんは、小論文で高い評価を得ることがいかに重要かをよく知っていることでしょう。

 

特に、具体的な例をどのように取り入れ、論理的に展開していくかは、小論文の成否を大きく左右します。

 

しかし、実際にどのような例をどう扱えば良いのか、悩まれる方も多いはずです。

 

この記事では、そんな受験生のために、医学部や東大合格につながる小論文の具体例を紹介します。

 

成功例を参考にしながら、自分の小論文を一層魅力的なものにするためのヒントを得られるでしょう。

 

これを実践に落とし込んで成績向上を狙いたい方々、いらっしゃいますよね?

 

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東大には、かつて「後期試験」があった

 

現在はありませんが、東大にはかつて「後期試験」がありました。

 

そこでは以下のような小論文が出題されました。

 

どのように考えれば良いでしょうか?

 

一緒にやってみましょう~。

 

不治の病に苦しむ患者に対して、医師は告知する義務があるか(600字以内)

これは東大後期文理共通問題です。

 

実際は、長文があってそれを読んだうえで解く、という流れです。

 

さぁ、考えてみましょう。

 

解答例

医師であれば、告知したい。

 

というのも、告知されることはほとんどの患者自身の意志だからだ。

 

しかし現在の医師がそれを実行するには難題がある。

 

まず、その件について述べる。

 

次に医師が告知出来る状況を実現するにはどうするべきかを、以下に詳しく述べる。

 

2017年3月17日の日経メディカルに、がんの告知に関する医師の精神的なつらさや葛藤を示すニュースがあった。

 

これは日本の医師が大きな重圧を背負っていることを示している。

 

こうしたことに対しては、合理的マニュアルを整備しておくべきだろう。

 

しかし今のところそのような形は、一般的ではないようだ。

 

ただ現代においてそうした事情は日本の医療のイメージを悪化させてしまうだろう。

 

この解決策として、チーム医療の活性化を提案する。

 

つまり、厳しい病気の場合、複数の医師が一人の患者に対応するようにマニュアル化するのだ。

 

それを実現させるためには、インターネットによる医療連携を呼びかけてみると良い。

 

そのためにも、大手企業と連携して、サイトを構築すると良いだろう。

 

そのように「ビジネス」として扱うことで、反響を得やすいと考えられる。

 

さらに、患者同士のネットワーク構築も重要だ。

 

すなわち、患者側としての深い理解を得ることで、医師も治療しやすい環境となるのだ。

 

そうした窓口の設置も重要となるだろう。

 

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