大学受験生・高校生必見!華麗なる that 知られざる用法の数々をチェック

華麗なる that 知られざる用法

突然ですが、以下の英文を訳出せよ。

I don’t think that that that that that man wrote is that wrong.(東大)

「私は、あの男が書いたその that はあまり間違ってはいないと思う」となる。

thatのオンパレード

thatのオンパレードで・・・

??

となる大学受験生・高校生も多いだろう。

しかし、大学受験で英語を戦略教科とするなら、that の見極めは必須だ。

今回は最重要単語 that について述べる。

高校英語のthatは多彩

英語を勉強すると、シンプルな代名詞や前置詞が実に重要であることがわかる。

さきほどの文で考えると

 

I don’t think

that ( 名詞節を導く接続詞 that )

that ( 名詞節を導く接続詞 that の中の文の主語 “that” にかかる that that “that”で「その“that”は~」という意味になる )

that ( 単語 that そのもの。“that” のように書くことが多い)

that ( 関係代名詞 that 。前の that を修飾する形容詞節を作る)

that ( 関係代名詞 that による形容詞節中の主語 that  man )

man wrote is

that ( 形容詞を強調する副詞「そんなに」)

wrong

つまり

I don’t think that that “that” (that that man wrote) is that wrong .

実際は接続詞と関係代名詞は省略されて良い that なので、

I don’t think that “that” ( that man wrote) is that wrong .

としてもよいだろう。

つまり
I don’t think that that that man wrote is that wrong. だ。

だがそれにしても4つも that があり、that が実に幅広く機能していることがわかる。

英語を勉強するなら同格のthatはマスト

英語添削指導をしていると、同格の that を理解できていない生徒が多い。

つまり、同格の that を理解するだけで、より大きな差をつけることが充分可能なのだ。

さて同格のthatとは、

[抽象名詞]+ that + S(主語)+V(動詞)する…』という形だ

S(主語)V(動詞)する…という[抽象名詞]』という訳になる。

過去の大学出題例では、次のようなものがあった。

There is no proof that single mothers raise their children badly.

『母子家庭の母親は、子どもの育て方がひどいという証拠は全くない。』

しかしこの同格の that は、なかなか厄介なのだ。

同格の that の見極め方

同格の that は、意外に見抜けないことが多い。

よって、以下に「見極めポイント」を挙げる。

ポイント1 ・・・ that の後ろ

that の後ろの文から、S,O,C のどれかが欠落しているか否か、で、that が関係代名詞かそうでないか、がわかる。

  • 欠落あり ⇒ 関係代名詞である。
  • 欠落なし ⇒ 関係代名詞ではない。

次の2つの文で確認しよう。

  • [A] The news that he passed the exam pleased us.
  • [B] He was the boy that I knew last month.
[A] の that の後ろは、he passed the exam で完全なSVOの文。
よって欠落がないので関係代名詞ではない。
だから同格である可能性が高い。
(実際に同格かどうかは、ポイント2で確認)

[B] の that の後ろは、 I knew last month 。
これは他動詞 knew の目的語であるべき名詞がない。
よってOの欠落があるので関係代名詞だ。

ポイント2 ・・・ that の前

先ほどの文[A]と、次の文[C]を比較する。

  • [A] The news that he passed the exam pleased us.
  • [C] It is a pity that the style is bad.
[C] の that の後ろも the style is bad で完全なSVCだ。
つまり[A]も[C]も、後ろの文にS,O,C の欠落はない。
だから両方とも関係代名詞ではない

そこでポイント2である。

同格の that の、前の名詞は、実は決まっているのだ。

というわけで、以下に列挙してみる。
何度も声に出しておぼえてしまおう。
たった22個しかないのであるから。

事実系

fact 事実
news 知らせ
information 情報
story 話
report 報道・記事
evidence( proof ) 証拠

考え系

idea 考え
notion 観念・考え
opinion 意見
belief 信念
thought 考え
doubt 疑念
knowledge 知識
assumption 仮定
recognition 認識
awareness 気づき
conclusion 結論

可能性系

chance 機会
possibility 可能性・実現性
probability 見込み・確率
danger 危険

以上のように確認すると、news はあるが pity は無い。

よって[A]は同格の that だが[C]は違う、ってことになる。
(ちなみに[C]は形式主語構文である)

※ 注意 ※ 「上の22個=同格」とは限らない

[D] The news that he was surprised at was the aircraft accident.
彼が聞いて驚いたニュースは、その航空機事故だった。

この場合、that の前の名詞は news だが後ろの文に欠落がある ( at の O が無い ) ので、関係代名詞なのだ。
このようにポイント1ポイント2より優先されるのだ。

まだまだ that には、いろいろある

今回は英語の重要表現であるthatについてほんの少し紹介した。
他にもいろいろあるから、機会を見つけて紹介したい。

勉強をする上で大事なことは先入観を持たず、頭を働かせることだ。

ちょっとした違いに「気づき」を得るよにしよう。

そうすれば勉強が理想的な形になる。

継続して頑張ってほしい。

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