合格しても入学する気のない大学を、練習・場慣れとして受験する愚

間違いだらけの大学受験

たとえ合格しても入学する気のない大学を受験することはデメリットの方が大きい

先日のことだが、第一志望がA大学のJさんから相談を受けた。
E大学・F大学・G 大学 の受験科目である古文がマズイ。
古文を最短期間でなんとかしたい。
何か方法はないか?・・・という。
彼女の第一志望は、A大学(古文無し)だったはず。
なぜ、E大学・F大学・G 大学 を受験するのだろうか?
A大学が不合格になったら、E・F・G に入学するのかな?

Jさんとの会話

「いいえ、E・F・G に行く気はありません」
「え?じゃぁ、滑り止めじゃないの?」
「はい」
「じゃぁ、何のために受験するの?」
「練習っていうか、慣れっていうか、安心材料のため」
「・・・・それ以外に受ける大学は?」
「B・C大学です」
「もしA大学が不合格ならば、B・C大学 に入学する?」
「はい、それはそのつもりです」
「B・C大学 には、古文が無いよ。A・B・C の3大学だけ受験すれば良いんじゃない?古文もやらなくて済むし」
「でも、E・F・G 大学で場慣れしておきたいんです」
「・・・でもね、今の古文の実力だと、E・F・G 大学の合格に間に合わないよ。E・F・G 大学、全滅するよ」
「いやぁ~、まさかそれはないですよ、偏差値的に考えても合格しますよ~」
「今の古文の実力でも合格できる、と言い切れるの?」
「・・・いえ、言い切れないです。ですから相談に。。。。」
「そんなうまい方法は無いよ。古文なんて、コツコツ勉強しないと、実力はついてこない。そんなに簡単に実力をアップさせることなんて、絶対にできないよ」
「・・・そうなん。。。です。。。。。。か?」
「悪いことは言わない、E・F・G 大学の受験は、やめた方が良いよ。場慣れったって模試も受験してきたんだし。受験に場慣れは、そんなに重要じゃないし。そんな時間があったら、第一志望のための勉強に使うべきだよ」

頭の中にチョコレートが乗ったプリンが入っている

甘い。
ものすごく甘い。
頭の中にチョコレート50箱以上入っていそうなほど、甘い。

「入学する気はないが合格はするであろうと思われる大学」

その大学を受験することには、私は断固として反対である。

理由 [1]

受験料が無駄になる。

理由 [2]

受験で1日潰れる。その分、第一志望のための勉強ができない。緊張感や入試会場まで往復による疲労も半端なく、体力を大きく消耗する。よって翌日以降の勉強に、多大なる悪影響を及ぼす。

理由 [3]

大学受験は甘くない。合格できると高を括った大学でも、不合格になることもある。いや、油断しているからこそ不合格の可能性は、はるかに高い。そうなれば精神的に追い詰められてしまい、第一志望大学の受験に悪影響を及ぼす。合否結果を待たずとも、受験終了直後に「思いの外、出来なかった自分」を思い知らされ、悩んでしまうだろう。

本命 ー 対抗 ー 抑え

従って、受験する大学は「入学して通うことに抵抗のない大学」に絞ることだ。そうすることで本人の第一志望合格率が高まるのである。

受験は「本命 ー 対抗 ー 抑え」の3つなのだ。
せいぜい、それくらい受験すれば充分なのである。

追記

エピソードにもあるように、第二志望~の受験教科は、第一志望に完全に合わせることが肝要である。
最近、よく「志望校を変えたら現代文が必要になった。よろしくお願いいたします」という問い合わせが来るのだが、これなど「現代文は今からでもなんとかなる」って思っている受験生が多い証拠なのだ。
それどころか上記のように「古文を短期間で出来るようにしたい」などという受験生もいるのだ。
 
 
舐めるなよ 古文・漢文 現代文

今日の川柳(冬の季語があるから俳句?)
 
 

・・・・甘い。。。。

これしか言葉が出てこない。。。。

 

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