センター試験が近いけれども、これだけはおさえておきたい小論文(1)『一般に流布されている「常識」のワナ』

12月31日(土)【鍛錬問題解説】

日 ⇒ 英文読解
月 ⇒ 数学1A
火 ⇒ 英文法/語法/構文
水 ⇒ 数学2B
木 ⇒ 英単熟語/英作文
金 ⇒ 数学3
土 ⇒ 小論文/etc

大学受験小論文とは・・・

大学受験における試験科目「小論文」は、非常に特異な存在である。

まず英数国理社という「5教科」のどこにも属さないので、高等学校で「小論文」の授業は(普通は)無い。
入試対策として授業をするにしても、国語(現代文)の先生が「文章の書き方」を指導するくらいである。
生徒も「小論文の入試対策勉強」を積極的に早い時期から始めることはほとんどなく、秋~冬の直前期にやれば「なんとかなる」と思っているようだ。

しかし実際は、小論文という入試科目が存在しており、しかも80%以上の大学で小論文が課されている。
推薦入試やAO入試、FIT入試、医学部入試や国公立後期入試等では「定番」の印象すらある。
さらに問題を見ればお分かり頂けるが、「現代文」とは似て非なるものである。
むしろ世界史や倫理・政治経済の時事的教養知識や、最新のニュースに対する鋭い視点等々が無いと太刀打ち出来ず、直前にお茶を濁す程度の勉強で合格点がとれるとはとても思えない。

実際、小論文をどう書けばよいのか、その採点基準はどうなっているのか、全てが「闇の中」と言っても良く、受験生は頭を抱えて呆然と立ち尽くすことになりかねないのだ。

大学受験小論文の定義

大学受験小論文の定義小論文とは「未来に対する建設的な提案」と定義できる。
誰かに何かを語る、ということは、現状に対して何らかの不安・不満等を感じていることが多い。
この「足りないもの」をどのように補うのか、どうすれば解決するのか、その「解決策」を記述したものが「大学受験小論文答案」になる。
すなわち「未来に対する建設的な提案」が小論文なのだ。
大学受験答案とは、いや誰かに何かを語るということは、面白くて魅力を感じるものでなければならない。
従って、あくまでもこれから先の「未来」に対するものでなければならない。
それも、決して後ろ向きではなく、前向きな「建設的な」提案なのである。

一般に流布されている「常識」のワナ

要約とは『本文の抜き書き・切り貼りである』のワナ

「要約とは、本文の抜き書き・切り貼りである」と考える受験生は非常に多い。
しかしそれは、とんでもない「間違い」である。
切り抜いたり貼り付けたりしても、マトモな日本語にならないからである。

『志望学部に沿った知識を仕入れ、それを書く』のワナ

小論文とは『いわゆる「ネタ」を仕入れてそれを書くことだ』と思い込んでいる受験生が非常に多い。
もちろん、ある程度の「基礎知識」は絶対に必要だ。
しかしだからと言って「法学部志望者は法学に関する入門書を読むべきだ」「医学部志望者は、医学関連の知識を最大限入手しておくべきだ」等々と考えるのは早計。
小論文試験の採点官は、大学教授クラスの「学者」なのだ。
諸君がどんなに頑張って専門知識を得たとしても、学者である採点官は「そんなことはとっくに知っている」のだ。
採点官が知りたいことは、学者であれば誰でも知っているような専門分野「もどき」の中途半端な知識ではない。
「あなた自身」の意見を知りたいのであり、その表現力を測りたいのだ。
すなわち、オリジナリティーに溢れたあなた自身の意見を、どのように説得力を持たせて書くことが出来るか、それを求めているのだ。

『第2段落は「たしかに~しかし・・・」を書く』のワナ

小論文を書く際には『いわゆる「型」にあてはめて、その通りに書けば良い』と思い込んでいる受験生が非常に多い。
もちろん、ある程度の「型」は意識しなければならない。
文章構成上「型」は非常に重要だ。

しかし、次のような「具体的すぎる型=書き方」を鵜呑みにして用いるのは危険だ。
● 第1段落は「最近、新聞に~~という記事があったが……」で書き始めよ。
● 第2段落は「たしかに~~しかし……」を用いよ。
● 最終段落には「まとめ」として、結論をもう一度書け。
なぜ、このような書き方が危険なのか。

最大の理由は「きちんと理解して用いれば効果的だが、単に言葉面だけを鵜呑みにして、よくわかっていないまま用いてしまえば『論理的破綻』『日本語としての表現上の破綻』を招いてしまうから」なのだ。

例えば、受験生が金科玉条の如く用いたがる『たしかに~~しかし……』。
私は今までに何千もの小論文答案を添削してきたが、その中で『たしかに~~しかし……』を、適切かつ効果的に用いている受験生は極めて少なかったのだ。

『たしかに~~しかし……』を論理的に成立させるためには『たしかに~~』の内容を『しかし……』においてきちんと論破せねばならない。
しかし多くの受験生の答案は、そうした意識が極めて稀薄なのだ。

少々乱暴な言い方になるが『たしかに~~しかし……』という書き方は、用いない方が良い、いや、用いてはいけないのだ。

【個別添削課題】 受付締切2017年1月6日(金)24時

SMAPが解散した。
あれほどの国民的ブループであるにも関わらず、最後は一人ひとりのコメントもなく、実にさびしいものであった。
このことから、日本のエンターテイメント世界における問題点およびその解決策を述べよ。(200字以内)

 

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